【無職の恋愛】マッチングアプリで知り合った女性とランチしてきた無職
自分のプロフィールに絶望する無職
これから新しい人間関係を作っていかねばと思い、先月マッチングアプリに登録した。
が、プロフィールの作成途中で絶望的な気分になってしまった。
無職だから職業や年収欄を記入することが出来ない。
休日なんて項目もあるが、無職は365日休みである。
おまけにアラフォーバツイチかつ別居中ではあるが子供もいる。
こんな事故物件みたいな野郎を相手にする女性がいるはずもない。
やはり無謀なことをやろうとしているのであろうか。
とりあえずやってみると
まあ、考えても仕方がない。
とりあえずやってみることにした。
すると、予想に反しちょこちょことマッチングするのである。
ちなみに僕からはアプローチはしない。
無職に声をかけられた女性に不快な思いをさせるのは申し訳ないからである。
こうした言い方をすると非常によろしくはないと思うが、色々な事情である程度の事故物件でも目をつぶらねばならないであろう方だけではなく、そこそこ年下でちゃんと稼いでいる女性も声をかけてくるのだ。
この方達は気は確かなのであろうか?
ちゃんと僕のプロフィールを読んでいないのだろうか?
それとも無職をからかうつもりなのだろうか?
もしくは怪しい宗教にでも勧誘するつもりなのだろうか?
何にせよチャンスを逃してはいけない。
時間はいくらでもある。コツコツと返信を続けていった。
そんな中で1人の女性が「今度会いませんか」と言ってきてくれたのだ。
久しぶりに女性と話す無職
女性と2人でランチなんて半年ぶりくらいだろうか。
この年齢のバツイチともなれば、初対面の女性とご飯を食べるくらいで緊張することはなくなったが、それもむなしい慣れのような気もする。
「毎日何をしているのですか?」
という無職のアイデンティティを一撃で粉砕する質問には多少ぐらついたが、おおむね普通に会話が出来た。
ちなみに女性は医療関係者。
最近投資にも興味を持ち始めたらしく、ちょっとしたマンションを買える金額のものに投資をしていた。きちんとしたマネーリテラシーを持ち、将来についても考えている。見た目も普通にお綺麗な方だ。
いったいなぜこんなクソ無職と一緒にいる時間を作ってくれたのか理解ができない。株をやっているとプロフィールに書いてあるから、とんでもない金持ちと勘違いしているのであろうか?ストレートに聞いてみたかったが、あまり卑屈なことを言ってしまうのもあれなのでその辺にはふれないことにした。
二時間ほど話したところでお店をあとにし、徒歩で帰ろうとする無職を哀れんでくれたのか、家の近くまで車で乗せていってくれた。
一応、食事代は僕が全額支払ったが、カッコいいところなど一つも見せれてないと思う。
あとに残ったのは敗北感だけである。
まとめ
やはり無職の状態で女性を何とかしようなど考えてはいけないのか。
この状態でグイグイ攻めていくことは難しい。
結婚適齢期の女性に、僕と付き合うメリットを提示することができない。
世の中には圧倒的なルックスやコミュニケーション能力によってヒモにもなれる男性もいるが、僕には絶対に無理だ。
ただ、久しぶりに髪をワックスで整え、服装なんかにも気を使ってみた。
オシャレをするという行為は定期的に行っていかなければ一気に老けそうである。
そのためにも女性と会うということはしていかなければならない。
「毎日何をしているのですか?」
この問いに堂々と答えられる人間になることから始めよう。